つみたてNISA

【基礎知識】積立NISA(つみたてNISA)の仕組みをわかりやすく解説

2020年12月4日

 

 

つみたてNISAってどんな制度なの?

 

 

答えをいうと、初心者むけの投資です。非課税で少額からお金を積み立てることによって、資産を増やすことができるお得な制度ですよ。

 

 

この記事でわかること

  • つみたてNISAの概要
  • 開始時期はいつからすべき?
  • 購入金額はいくらからできる?
  • 商品の選び方
  • 証券会社の選び方
  • つみたてNISAのデメリット
  • 平均利回りは?
  • 確定申告は必要?

 

 

ぼくの紹介

 

こんにちは、じーつー(@tsnchan76)です。

 

趣味で株式やビットコインに投資をしており、色んな商品に投資をしています。

 

保有商品の内訳はこんな感じ。

  • 一般NISA:eMAXSIM Slim 米国株式(S&P500)・SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
  • 積立NISA:eMAXSIM Slim 全世界株式(妻の口座で運用)
  • ジュニアNISA①:SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
  • ジュニアNISA②:eMAXSIM Slim Neo バーチャルリアリティ、自動運転、ドローン、遺伝子工学
  • 米国株ETF:HDV、SPYD
  • 新興国株ETF:EPHE(フィリピン)、EIDO(インドネシア)、GLIN(インド)
  • 米国個別株:ADBE、ZM、OKTA、PINS
  • 暗号資産:ビットコイン(0.57BT)

 

全部合わせて投資資産は1400万円。残りは現金で保有しています。

 

その中から今回は初心者の人向けに、「つみたてNISAの仕組み」を紹介していきます。

 

つみたてNISAは早く始める方がその恩恵を受けるので、機会損失をしないためにもきちんと理解しておきましょう。

 

つみたてNISAってなに?【仕組みをわかりやすく解説】

 

まずは、「つみたてNISAってどんな制度なの?」と思っている人も多いんじゃないかと思います。

 

 

そこで6つのステップで、つみたてNISAの概要について詳しく説明していきますね。

 

 

・ステップ①:つみたてNISAの特徴

 

つみたてNISAとは、2018年1月開始の、長期的な資産形成を行いたい投資の未経験者・初心者をサポートするために導入された非課税制度です。

 

  • 少額からでもはじめられる(100円~)
  • 非課税となる投資枠は年間40万円まで。最大25年間、収益が非課税に(2042年まで)
  • 投資商品は、一定の条件を満たして金融庁に届け出された「株式投資信託」と「ETF(上場投資信託)」

 

・ステップ②:つみたてNISAは時間の分散でリスク低減

 

毎月決まったタイミングで購入することで、「高いときに多く買ってしまった」や「安いときに多く買えなかった」というリスクを避けることができます。

 

これを「ドル・コスト平均法」ともいいます。

 

また、自動的に買いつけをしてくれるので、手間がかからないのも初心者にはメリットです。

 

・ステップ③:分散投資でリスク低減

 

投資信託は「多くの会社のオーナーになる」ことです。

 

つまり、1つの会社に投資するとその分リスクも大きくなりますが、多くの会社に投資することで価格変動が小さくなり、リスクを減らすことができます。

 

・ステップ④:長期投資の効果について

 

長い期間投資することで、元本割れをする確率が低くなる傾向にあります。

 

こちらのグラフをご覧ください。

 

 

アメリカのダウ平均の指数です。1980年から現在まで右肩上がりですよね。

 

期間を短くするとどうでしょう。

 

 

上下の差が激しい瞬間がありますよね。これは新型コロナウイルスの影響で指数が下がっています。

 

2017年以降に買って、2020年の底値のタイミングで売ってしまうと、買ったときの値段より少なくなってしまう可能性も上がるので、長期で投資したほうがリスクが少ないことがわかると思います。

 

では日経平均株価はどうでしょうか?

 

 

長期ではあるけど、上下の差が激しいですよね。

 

 

このように安定しないことや、人口が減っていく中で日本経済の成長が望めないことから、ぼくは日本株よりも、米国株につみたて投資することをおすすめしています。

 

・ステップ⑤:手数料について

 

つみたてNISAの商品を買うときは、「信託報酬」と呼ばれる手数料がかかります。

 

できるだけ少ない手数料の商品を選ぶことがポイントです。

 

たった「1%の差」でも、資産が大きいとかなりの差になるのでしっかり把握しておきましょう。

 

仮に20年で500万円の資産を運用したとします。1%違うと

・500万円×1%=50万円

の差です。これって大きいですよね?

 

・ステップ⑥:福利効果について

 

つみたてNISAで一番効果を発揮するのが福利効果です。

 

まずは「福利」と「単利」の違いについて説明していきます。

 

では問題。

・100万円を10年国債を年利4%で運用したら、20年後はいくらになりますか?

 

そうです、答えは208万円ですね(100万円×1.04×20年=208万円)。これが「単利」です。

 

次の問題。

・同じく100万円を10年間株式で年利4%で運用したら、10年後はいくらになりますか?

 

「208万円」

 

と答えたいところですが、答えは219万円です【{(100万円×1.04)×1.04}×1.04・・・】のように、増えたお金に更に金利をかけていきます。これが「複利」です。

 

この金額が大きくなればなるほど、単利と複利の差は大きくなります。

 

 

「つみたてNISA」は大きなリターンを期待できないかもしれないですが、長い間コツコツと積み立てをすることで、福利効果で雪だるま式に大きくなり、ただ貯金をするだけに比べると大きな差になるということを覚えておきましょう。

 

 

つみたてNISAはいつから始める?

 

つみたてNISAは、開始するのが早ければ早いほど有利になります

 

というのは先ほども説明した通り、ドルコスト平均法の恩恵を受けるからです。

 

ドルコスト平均法は10~30年くらいの長期スパンで定期的に定額で購入する投資手法で、リスク分散できるのがメリット。

 

相場が良いときは少なくなりますが、逆に悪いときには多く買えるので平均的になるんです。

 

引用:アクサ生命HP(https://www.axa.co.jp/100-year-life/wealth/20200108/)

 

また、ほったらかしで勝手に資産が増えていくので、「頻繁にチェックするのはちょっとしんどいな」という人にはうってつけですね。

 

資産が減ったり増えたりして狼狽してしまう人がいますが、そんな繊細さんにはつみたてNISAが向いていると言えます。

 

参考記事
積立NISA(つみたてNISA)はいつから始めるのが良い?【すぐです】

続きを見る

 

つみたてNISAはいくらから購入する?

 

つみたてNISAは最低100円から購入できます

 

100円だけではあまり運用益が増えないですが、少額で投資について実際に体験できるので「投資って怖いな」と思っている初心者は100円で半年くらいやってみるのも良いでしょう。

 

実際に運用してみることで、投資についての知識が自然と増えていき、資産を増やせるきっかけにも繋がります。

 

参考記事
積立NISA(つみたてNISA)はいくらからできる?【100円からできる】

続きを見る

 

つみたてNISAの商品ってどうやって選ぶの?

 

商品選びのポイントは、「インデックスファンド」の中で市場に連動するものを選ぶこと。

 

手数料が安いことや、市場に連動するので経済が成長すれば勝手に資産が増えます。

 

初心者には「eMAXIS slim全世界株式インデックス」というのがおすすめで、世界の市場に連動している商品になります。

 

参考記事
積立NISA(つみたてNISA)で商品の選び方はどうする?

続きを見る

 

証券会社はどこを選べば良い?

 

証券会社は楽天証券SBI証券を選びましょう。

 

理由はファンド数が多いのと、手数料が安いから。

 

証券会社 ファンド数(本) 最安値 信託報酬(%)
楽天証券 163 0.0968
SBI証券 164 0.0938
マネックス証券 151 0.0938
松井証券 155 0.0968
カブドットコム証券 151 0.0938
大和証券 22 0.154
野村證券 7 0

 

特に楽天ポイントを貯めている人は、クレジットカード払いで1%分が付くのでお得です。

 

のちのち「米国の個別株も購入してみたいな」と考えている人はSBI証券も良いでしょう。

 

別に2つの口座を開設しても構いません。

 

ぼくも2つを使い分けしています。

 

開設は無料ですし、開設方法は基本同じなので一緒にまとめてやると楽ですよ。

 

 

開設に2~3週間くらいかかるので、機会損失にならないように早めに申し込みしておきましょう。

 

 

参考記事
【徹底比較】積立NISA(つみたてNISA)のおすすめ証券会社は?

続きを見る

 

つみたてNISAのデメリット

 

つみたてNISAの3つのデメリットはこちら

 

つみたてNISAのデメリット

  1. 元本割れの可能性がある
  2. 買える商品が少ない・個別株が買えない
  3. 年間の非課税枠が40万円までで「一般NISA」よりも少ない

 

詳しく解説していきましょう。

 

1.元本割れの可能性がある

 

長期で投資をすれば、元本割れの可能性が低くなると書きましたが、裏を返せば短期で売却すると元本割れをする可能性があります。

 

特に2008年のリーマンショックや、2020年の新型コロナウイルスの影響で株価が急激に下がったタイミングで売却をすると、場合によっては元本割れをするかもしれません。

 

参考記事
積立NISA(つみたてNISA)の元本割れの確率は?【長期がおすすめ】

続きを見る

 

2.買える商品が少ない・個別株が買えない

 

つみたてNISAの商品は、金融庁が厳選した商品しかありません。

 

逆にいえば、ハイリスクの商品はないということになります。

 

だから、買える商品が少なく、個別株も買えません。

 

3.年間の非課税枠が40万円までで「一般NISA」よりも少ない

 

「一般NISA」の非課税枠は年間120万円に対し、「つみたてNISA」の非課税枠は年間40万円と、非課税の枠が少ないです。

 

なぜこれほどの差があるのかというと、1つ目は「120万円」と聞くとたくさんお金がないとできないというイメージがあって、それを払拭するため。

 

2つ目は少額を長い期間続ける方が、資産が増えるというデータがあるためです。

 

つまり、「初心者でもはじめやすいですよ」というのを売りにするため、このように非課税枠が一般NISAに比べて少なくなっています。

 

つみたてNISAの平均利回りは?

 

みなさんも気になる利回りですが、有名な商品を一覧にした表がこちらです(基準日:2020年10月)。

 

カテゴリ インデックス名 年率平均リターン(%)
1年 5年 10年 15年 20年
国内株式 TOPIX -2.9 +2.6 +9.3 +2.6 +2.5
国内株式 日経平均株価 +0.2 +3.8 +9.6 +3.6 +2.3
全世界株式 MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス +1.8 +5.7 +11.4 +6.3 +5.4
米国株式 ダウ平均 -5.3 +5.5 +12 +5.7 +4.3
米国株式 S&P500 +6 +8.7 +16.1 +8.4 +6.1
新興国株式 MSCI BRIC +10.3 +8.3 +5.6 +7.2 +9.7

※参考資料:マイインデックス(https://myindex.jp/major_i.php)

 

どうでしょうか?

 

直近1年では新興国株式が好調ですね。「よし、新興国株に投資だ!」といきたいところですがちょっと待ってください。

 

確かに新興国株は、経済成長している国が選ばれているので好調ですが、インフレが起きたり、アメリカ経済に大きく左右されて値動きが激しくなるので、新興国株1つだけに投資するのはリスクがあります。

 

そこで、先ほども言いましたが初心者におすすめなのが「全世界株式」です。

 

全世界株式はその名の通り、世界の国々の株式を集めた分散投資で平均利回りも5%を上回っていますね。

 

 

「リスクが怖いな」という初心者の方は、「全世界株式」で運用すると良いでしょう。

 

 

つみたてNISAで確定申告は必要?

 

答えはノー。

 

つみたてNISAはそもそも、非課税制度なので確定申告はいりません。

 

株式投資の豆知識として、以下のポイントを知っておくと良いでしょう。

 

・一般口座→確定申告必要

・特定口座(源泉徴収なし)→確定申告必要

・特定口座(源泉徴収あり)→確定申告不要

・NISA口座・つみたてNISA口座→確定申告不要

 

一般口座

 

一般口座の場合、自分で1年間の売買損益を計算して確定申告を行ない、納税までする必要があります。

 

特定口座(源泉徴収なし)

 

特定口座(源泉徴収なし)の場合、証券会社が年間の取引報告書を作成してくれますが、納税までは行ないません。証券会社から届く年間取引報告書を参考に自分で確定申告をして、納税する必要があります。

 

特定口座(源泉徴収あり)

 

特定口座(源泉徴収あり)の場合、証券会社が年間の取引報告書を作成してくれます。さらに、売買損益・税金の計算を行なったうえで、税金を自動的に売却代金から差引くため、確定申告は原則不要となります。

 

NISA口座・つみたてNISA口座→確定申告不要

 

NISA口座・つみたてNISA口座の「NISA(ニーサ)」とは、投資の利益にかかる税金が非課税となる制度です。NISA口座・つみたてNISA口座内での投資はそもそも非課税ですので、確定申告も納税も不要となります。

 

まとめ:誰でもはじめやすいのがつみたてNISA

 

つみたてNISAの仕組みについて、理解できましたでしょうか?

 

つみたてNISAの仕組みのおさらいです

 

まとめ

・初心者向けの投資。少額からはじめられ、年間40万円まで非課税

今すぐでも始めるべき

100円から購入できる

・初心者は「全世界株式インデックスファンド」がおすすめ

楽天証券SBI証券がおすすめ

・短期で売却すると原本割れする可能性がある

・平均利回りは「全世界株式」で5%以上

・確定申告は不要

 

つみたてNISAは100円からはじめられ、「投資ってこういうことか」と気付くきっかけにもなるので、初心者におすすめの投資方法になります。

 

今よりお金が増えたら何をしたいですか?ちょっといいレストランに行けたり、旅行にいけたりできますよ。

 

 

機会損失にならないために、今すぐはじめましょう。

 

 

 

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1.楽天証券

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ぼくのおすすめは楽天証券。つみたてNISAで唯一クレジットカード決済でポイントが貯まる(楽天ポイント)ので、かなりのお得感があります。

また、楽天ポイントで投資信託が購入できるので、資産が貯まりやすい証券会社です。

ほかにも業界最安水準の手数料を目指す「eMAXIS Slimシリーズ」の取り扱いがあるため、商品選びも安心ですね。

もちろん口座開設は無料

 

 

2.SBI証券

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SBI証券はつみたてNISAだけでなく、日本株から米国株、iDeCoまで、あらゆる分野で活躍している、万能な証券会社です。

多くの人が口座開設をしており、ネット証券シェアNo.1。企業としての安心感があり、多くの投資家も利用してます。

いろんな種類の投資を、1つの口座でやりたい」という方は、SBI証券で口座開設をしましょう。

もちろん口座開設は無料

 

 

3.マネックス証券

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マネックス証券は、iDeCo口座においてネット大手3社の中で運用時の費用(信託報酬)が最安です。

業界最安水準の手数料を目指す「eMAXIS Slimシリーズ」の取り扱いがあるため、長期の資産形成で有利になります。

もし「iDeCoで運用したい」という人は、マネックス証券も開設しましょう。

もちろん口座開設は無料

 

 

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